東北大学コントラクトブリッジクラブwiki

マルチ2Dのディフェンス。
オポーネントがミニマルチ2Dを使っていたとしても同様のディフェンスを用いる（なぜなら(2D)-P-(P)で始まるオークションが少ないので、２DのLHOでP then ビッドを用いることによるマイナスは（少なくとも2021年現在は）少ないので）。

(2D)-?
X = 13-15 BAL or STR
2M = NAT
2NT = 16-18 BAL
3m = NAT
3M = NAT. M6+ 16pts〜FG未満
3NT = to play. トリック主体のことが多いが、BALで置いてもいい
4m = Hのリーピングマイケルズ（H+m）
4M = to play
4NT = Both m
5m = to play
P then X = T/O
P then 4m = Sのリーピングマイケルズ（S+m）

・Xはサウンドオープンハンド
　- xx AQxx AQxx QxxのようなハンドではPして2Sに対してテイクアウトXの方がベター
・AQJT87 Ax AKxx xのようなグッドハンドは、すぐ3SでなくX then　３Sとする
・2Mのあとの2NTはNAT INVで、OMはcue。ブライアンシニアは、サポート不明のF1ビッドがいいと言っている
・すぐに4mはHとmのリーピングマイケルズで、　P then 4mはSとmのリーピングマイケルズ


(2D)-P-(2M)-?
X = T/O of 2M
2M/3M = NAT
(2D)-P-(2M)-P; (P/2S)-?
X = T/O of オープナースーツ

(2D)-P-(2H)-X; (P)-?
same as (2H)-X-(P)-?. レーベンソールなどのsystem on.

(2D)-X-(2M)-?
X = semiBAL. INV程度のBALか、FGバリューはあるけどストッパーがない
2S = NAT NF
2NT = pup to 3C. then 3m = S/O, 3M = FG of friend m, 3NT = FG w/o M stopper
3C = stayman
3R = INV+ TRF
3S = Both m
3NT = to play w/ M stopper
4m = NAT INV
4M/5m = to play
4NT = blackwood

パートナーのXが13-15BALだと思ってビッドする。
オープナーのMは不明だがPすると流れうるので、ブリテンではレスポンダーのビッドスーツのストッパーの有無を2NT経由で使い分けている。
3Rはルーベンソールで、ダブラーはサポートとバリューがあれば4Mでアクセプトする。


(2D)-X-(P/XX = D)-?
2M = to play
2NT = TRF to 3C
3C = stayman
3R = TRF
3S = ART FG. no D stopper
3NT = to play
4m = NAT INV
4M/5m = to play

(2D)-X-(3m)-?
X = PEN

(2D)-X-(3M = P/C)-?
X = T/O
Mがオープナースーツでレイズしてるレスポンダーがいるのに、表で大量ダウンするハンドを持っているというのはあり得そうにない。

(2D)-P-(P)-?
same as (2D)-?

大体ディフェンスサマリー通り。
リーピングマイケルズのMが既知になっているのとかいいと思う。
単純にするなら、2D-(X)-2M後は1NT-(2D)後と同じにするとかもありだけど、マルチ2Dのディフェンスサマリーは試合中に参照でき、記憶間違えが起こらないので、複雑にしてしまっても問題が少ない。

JCBLのマルチ2Dディフェンスサンプル