東北大学準公認団体コントラクトブリッジクラブに関するwikiです。

最重要事項は赤太字で表記しています。最低限、ここだけでも覚えてもらえたら大丈夫!
★部分は用語解説、灰色部分はコラム的な部分です。
最初は読み飛ばしても問題ありません。ライバルに差をつけたい人は読んでみてください。





初めてのミニブリッジ

準備

部員が普段プレイしているのは「コントラクトブリッジ(あるいは単にブリッジ)」というゲームです。
早速始めよう...と言いたいところですが、いきなりプレイするのは結構大変です...。
というわけで、より簡単な「ミニブリッジ」から練習していきましょう!

まず、ジョーカーを抜いたトランプ(計52枚)を4人に配ります。つまり、最初の手札は13枚になります。
まず、手札の中でマークごとに分け、並べ替えてみましょう(理由は後ほど)。他の人に見えないように気をつけて!
★ちなみに、スペードやハートといったマークのことを、私たちは「スート(あるいはスーツ)」と呼びます。

カードは左の画像のようなケース(ボードといいます)に入って出てきます。右の画像のように、黒いマークと赤いマークが交互になるよう並べ替えると見やすいですよ。

次に、「最初にカードを出す人」を適当に決めましょう。
じゃんけんでもサイコロでもスマブラでもベイブレードでも何でも構いません。

決まりましたか?
幸運にも(?)その一人に選ばれたあなた!手札の中から好きなカード1枚を出してください。
★この最初の一枚を「オープニングリード」と言います。かっこいい

カードを出してみよう

では、その左隣の人(ブリッジは時計回りで進めます)、カードを一枚出してください。
ここで出すカードは、「最初にカードを出す人」が出したカードと同じマークでなければなりません
★このルールを「マストフォロー(Must Follow)の原則」といいます。

手札をマークごとに分けていたあなたは、ここでスムーズにカードを置けたはずです。スマートですね。
並べ替えておかなかった怠け者は反省しなさい。理牌読み対策

その左隣の2人も順番に、同じマークのカードを出してください。
テーブルの上に4枚のカードが揃いましたね。大富豪とは違い、ブリッジでは一巡ごとに一区切りとします。

ここで、4枚のカードの強さを比較しましょう。
ブリッジでのカードの強さは、A>K>Q>J>T>9>...>2です。
最も強いカードを出した人が、この一巡を勝った人となります。
★この一巡を「トリック」、一巡を勝つことを「トリックを取る」といいます。
 ブリッジのようにトリックを取り合うゲームは「トリックテイキングゲーム」に分類されます。

勝った人が決まったら、今使ったカードは裏返して、自分の前に置いてください
勝った人はカードを縦向きに、敗北者は横向きに置くのが慣例です。それぞれの勝ち数を分かりやすくするためですね。

ただし、勝者の向かい側のあなたも縦向きに置きます。なぜでしょうか?

なぜなら、ブリッジは2対2で戦うゲームだからです。
向かい合う2人は味方同士、両隣の2人が敵になります
★正面に座っている味方が「パートナー」です。両隣の相手のことは「オポーネント」とよびます。

ゲームの終わり

では、先ほど勝った人が、新たに手札から好きなカードを出してください
★これを、「リードする」といいます。
先ほどと同じように一巡し、勝者を決めます。これを13回繰り返し、全員の手札がなくなったらゲーム終了です。

あれ?あなたはもう、最初に出されたマークのカードを持っていませんね。
仕方が無いので、適当なカードを1枚捨てましょう。
ここでどれだけ強いカードを出しても、あなたはこの一巡、勝つことはできません
次の例題を考えてみましょう。答えは部員に聞いてみてくださいね。

(例)あなたの左隣の人がハートの2、正面の人がハートの8、右隣の人がハートのKを出しました。
  このままではあなたのペアは負けてしまいますが、あなたはハートのカードを持っていません。
  さて、どのカードを出すべきでしょうか。
  (1)スペードのA (2)ダイヤのK (3)クラブの3

ゲームが終わったら

13巡目が終わったら、どれだけ勝てたかを数えてみましょう。
過半数...つまり7巡以上勝てているとうれしいですね。

さて、このゲーム、面白いと思いますか?

「AとかK引いた者勝ちの運ゲーやんけ!」「これやったら麻雀のがええやん」
「駆け引きもクソもないわ」「遊戯王よかはマシかもしれん

そんな苦情が聞こえてきますね...。
次のゲームでは、もう少し要素を追加してやってみましょう!

まとめ

  • 4人が順番に1枚ずつカードを出して、強さを比べる!
  • カードの強さは A>K>Q>J>T>9>...>2 だ!
  • その巡目の最初に出たカードと同じマークのカードしか出してはいけない!

次→ 点数を数えよう

2018年1月 F.N
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