東北大学コントラクトブリッジクラブwiki - リードとシグナル基礎
概要
3rd/lowやカウントシグナル導入レベル(1年生冬あたり)あたりを想定して、リードとシグナルの基礎をまとめます。
入門者はまず
このサマリー
を使って慣れましょう。
ユース標準
NTは4th best、スーツは3rd/low。
NT
・4thベスト
アナーを含む4枚の4番目、アナーを含む3枚の3番目、5枚以上の4枚目をリードする。
なお、リードの文脈では、Tをアナーに含む。
9xxxで、9が大事だと思えば4枚目をリードしてもいい(9をリードしてもいい)(取り決めによっては2番目をリードしてもいい)
・繋がったアナーは上から
2枚以上の繋がったアナーは上から出す。
例外1:K from AK
AKxx(x)はAでなくKからリードする。AKQx(x)もKから。
例外2:2枚アナーから4thベストを出すこともある
例えばサイドエントリーのないAKxxxは、パートナーとのコミュニケーションを保つために、xをリードするのがいい。
また、QJxxxなどから、パートナーのアナーダブルトンを期待してxを出すこともある。
・Aリードはアンブロック要求
AKは通常Kからリードするため、Aのリードを特別な意味で用いる。Aのリードをされたパートナーはアナーがあればアンブロックする。なければカウントシグナルを出す。
通常AKQT(x)、AKJT(x)、AQJT(x)などから行なう(AQT9xなどのこともある)
ただし、Axxxなどからリード権保持やアナーグルトンドロップを目的としてAを出していることもあるので、状況判断してアナーアンブロックする。
・インテリアシークエンスは繋がったアナーの上から
AQJx、KJTxのように、アナーシークエンスの上に離れたアナーがある形をインテリアシークエンスという。
それぞれQ、Jをリードする。
・トップオブナッシング
スポットカード3枚以上からは1番上を出す。
9xxxは、アナーがないことを強調したい場面では9を出してもいい。
・ダブルトンは上からだが、AKダブルトンはKから
(あとで書く)